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28卒高専生:学校推薦か自由応募か「まだわからない」が3人に1人。推薦の仕組みを理解できていない学生は約4割

就職活動における学校推薦と自由応募の予定、そして学校推薦に対する本音について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。

調査の結果、応募経路が定まっていない学生が約半数にのぼり、学校推薦に対しては「安心感」と「理解不足・不安」が同居していることが明らかになりました。


【TOPICS】 

(1)予定している応募経路は「学校推薦」が33.5%で主流
(2)推薦への本音は「安心」が大きい一方で「仕組みを理解できていない」層も多数存在
(3)まとめ:推薦制度の情報提供と個別の動機づけを並行させる設計が必要


(1)予定している応募経路は「学校推薦」が33.5%で主流

就職活動で学校推薦と自由応募のどちらを予定しているかについては、「学校推薦」が33.5%で最多となったものの、「まだわからない」が31.3%と僅差で続き、春の時点では3人に1人は応募経路を決めていないことがわかりました。

さらに「両方」も18.0%存在し、「まだわからない」と合わせると約半数の学生の応募経路が流動的な状態です。「自由応募」のみを予定している学生は11.1%にとどまりました。

(2)推薦への本音は「安心」が大きい一方で「仕組みを理解できていない」層も多数存在

学校推薦について感じていることを尋ねたところ、「内定が出やすそうで安心」が63.9%と最多になりました。

一方で、「仕組みをよく理解できていない」が40.9%と4割を超えたほか、「行きたい企業に推薦がなくて困る」(15.7%)、「推薦後に辞退しにくいのが不安」(12.4%)といった不安の声も一定数存在します。

自由回答では「情報系学生向けの推薦枠の少なさ」や「内定が取れなかった場合が怖い」「自分の成績で通用するのか」といった意見も目立ちました。

(3)まとめ:推薦制度の情報提供と個別の動機づけを並行させる設計が必要

今回の調査から、高専生の応募経路は想像以上に流動的であり、学校推薦への安心感の裏側には制度理解の不足と不安が存在することがわかりました。

企業側にとっては、早期の自由応募で内定を出しても推薦経由で他社に流れるリスクがある一方で、推薦一本に頼ると流動層を取りこぼす可能性もあります。

学校・教員との関係構築を進めつつ、学生個人への丁寧な情報提供と動機づけを並行させる採用設計が、高専生採用では重要になると言えるでしょう。


■調査概要  
・調査時期:2026年5月17日〜27日  
・調査機関:株式会社rita  
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)  
・有効回答数:460件  
・調査方法:Web上でのアンケート調査  

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。

■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。


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