28卒高専生:希望初任給は「25〜30万円」がボリュームゾーン。初任給は9割の就職先選びに影響
就職後に希望する初任給と、初任給が就職先選びに与える影響について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。
調査の結果、高専生の希望額は現実的な水準に集中している一方で、初任給の高さはほぼ全員の企業選びに影響していることが明らかになりました。
【TOPICS】
(1)希望初任給は「25〜30万円」が50.9%でボリュームゾーン
(2)「初任給の高さが就職先選びに影響する」は計91.3%
(3)まとめ:25万円台の確保に加え、手当・昇給カーブまで含めた「見せ方」が有効
(1)希望初任給は「25〜30万円」が50.9%でボリュームゾーン

就職後に希望する初任給(月額・額面)については、「25〜30万円」が50.9%と過半数を占め、ボリュームゾーンとなりました。
「20〜25万円」も23.9%存在する一方、「30〜35万円」は8.7%、「35万円以上」は4.1%にとどまります。昨今の初任給引き上げの流れを踏まえつつも、極端な高望みではなく現実的な水準感を持っていることがうかがえます。
(2)「初任給の高さが就職先選びに影響する」は計91.3%

初任給の高さが就職先選びに影響するかについては、「非常に影響する(最重要)」が20.2%、「かなり影響する」が32.8%、「ある程度影響する」が38.3%で、影響すると考える学生は計91.3%にのぼりました。
「ほとんど影響しない(仕事内容重視)」は2.6%にとどまり、希望額は現実的でありながらも、給与水準が比較検討の重要な判断材料になっていることがうかがえます。
(3)まとめ:25万円台の確保に加え、手当・昇給カーブまで含めた「見せ方」が有効
今回の調査から、高専生の初任給に対する目線は「25〜30万円」に集中しており、その水準を満たせるかどうかが最初のスクリーニングラインになっていることがわかりました。
企業側は、まず25万円台の水準を確保することが競争の土俵に乗る条件となります。その上で、基本給だけでなく各種手当・住宅補助・昇給カーブ・賞与実績まで含めたトータルの待遇を分かりやすく提示することで、初任給の額面だけでは伝わらない自社の魅力を訴求できるでしょう。
■調査概要
・調査時期:2026年5月17日〜27日
・調査機関:株式会社rita
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)
・有効回答数:460件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。
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