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28卒高専生:「入社したくない」と感じる条件は残業と人間関係。情報開示がないことで6割以上の応募意欲が低下?

「この会社には行きたくない」と感じる条件と、採用広報で応募意欲が下がる要素について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。

調査の結果、高専生は働き方の実態に強い関心を持っており、情報が「書かれていない」こと自体がマイナス評価につながることが明らかになりました。


【TOPICS】 

(1)「入社したくない」条件は「残業・長時間労働が多い」と「職場の人間関係が悪そう」が各52.6%
(2)「残業・休日の情報が書かれていない」だけで66.1%の応募意欲が低下
(3)まとめ:実態の開示がなければ「悪そう」と推測されて終わる——先回りの情報開示が信頼をつくる


(1)「入社したくない」条件は「残業・長時間労働が多い」と「職場の人間関係が悪そう」が各52.6%

「この会社には行きたくない(入社したくない)」と感じる条件については、「残業・長時間労働が多い」と「職場の人間関係が悪そう」がともに52.6%で並び、上位となりました。

以降は「給与・初任給が低い」(38.0%)、「全国転勤が多い」(36.5%)、「ノルマ・成果主義が厳しい」(32.8%)と続きます。自由回答では「海外転勤があること」「最初から夜間勤務になる」など、働き方に関わる条件を挙げる声も目立ちました。

注目すべきは「人間関係が悪そう」という表現で、実態が見えなければ推測でマイナス評価される可能性があるということです。

(2)「残業・休日の情報が書かれていない」だけで66.1%の応募意欲が低下

採用広報で応募意欲が下がるものについては、「残業時間・休日の情報が書かれていない」が66.1%で最多となりました。

次いで「過去の不祥事・評判が悪い」(52.6%)、「離職率が高そう」(50.0%)、「成果主義・ノルマを強調している」(45.0%)、「高専生・理系向けの説明がない」(37.6%)と続きます。

ネガティブな情報だけでなく、「情報の欠落」そのものが最大の減点要素になっている点が特徴的です。

(3)まとめ:実態の開示がなければ「悪そう」と推測されて終わる

今回の調査から、高専生は残業・休日・人間関係といった働き方の実態を重視しており、開示がない場合は「悪いから書いていないのでは」と推測されてしまうリスクがあることがわかりました。

企業側は、平均残業時間・年間休日・有休取得率などの実数を、聞かれる前に採用広報の段階から開示することが、最初のスクリーニングを突破する条件になります。

また「高専生・理系向けの説明がない」ことも4割近くの応募意欲を下げていることから、高専生を明確に対象とした情報発信を用意すること自体が、応募意欲の維持に直結すると言えるでしょう。


■調査概要  
・調査時期:2026年5月17日〜27日  
・調査機関:株式会社rita  
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)  
・有効回答数:460件  
・調査方法:Web上でのアンケート調査  

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。

■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。


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