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28卒高専生:大手志向は5割超。ただし業界が明確な学生は2割弱。中小・スタートアップを選ぶ「納得理由」とは?

希望する企業規模と志望業界にまつわる意思決定の確度、そして中小企業・スタートアップを選ぶ理由について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。

調査の結果、大手志向が過半数を占める一方で志望はまだ固まっておらず、中小・スタートアップにも「選ばれる余地」が確かに存在することが明らかになりました。


【TOPICS】 

(1)大手志向は56.5%、ただし業界を明確に決めている学生は17.4%にとどまる
(2)中小・スタートアップを選ぶ納得理由の1位は「特にない(大企業がいい)」(33.5%)だが、納得材料も存在
(3)まとめ:志望が固まる前の早期接点が、知名度の差を埋める勝負どころ


(1)大手志向は56.5%、ただし業界を明確に決めている学生は17.4%にとどまる

希望する企業規模については、「大企業・有名企業(従業員1,000人以上)」が56.5%と過半数を占めました。
一方で「規模にはこだわらない」も28.0%存在し、「中堅企業」(12.8%)を含めると、大手一択ではない層も4割程度います。


また、志望する業界・業種については「明確に決まっている」が17.4%にとどまり、「なんとなく決まっている」(60.0%)と「まだ決まっていない」(21.5%)を合わせた8割以上が流動層です。
春の時点では、大手志向はあっても、具体的な志望先はまだ固まっていないのが実態です。

(2)中小・スタートアップを選ぶ納得理由の1位は「特にない(大企業がいい)」(33.5%)だが、納得材料も存在

大企業ではなく中小・スタートアップを選ぶ理由として納得感があるものについては、「特に納得できる理由はない(大企業がいい)」が33.5%で最多となりました。

一方で、「自分の仕事の影響が見えやすい」(29.6%)、「早くから大きな仕事を任せてもらえる」(24.8%)、「社長・経営層と近い距離で働ける」(24.3%)、「成長企業なら給与も伸びやすい」(23.0%)と、納得材料として響く要素も2〜3割の学生に支持されています。

(3)まとめ:志望が固まる前の早期接点が、知名度の差を埋める勝負どころ

今回の調査から、大手志向の学生が過半数を占めるものの、志望業界・企業はまだ固まっておらず、中小・スタートアップが選ばれる論点も明確に存在することがわかりました。

中小・スタートアップにとっての勝負どころは、志望が固まる前の早期の直接接点で「仕事の影響が見える」「早くから任される」といった自社ならではの価値を具体的なエピソードで語れるかどうかです。

志望企業や就職観が固まりきる前の早期のタイミングで接点を持ち、業界ならでは、あるいは自社ならではの魅力などを語ることで、知名度の高い有名企業とも渡り合える余地は十分にあると言えるでしょう。


■調査概要  
・調査時期:2026年5月17日〜27日  
・調査機関:株式会社rita  
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)  
・有効回答数:460件  
・調査方法:Web上でのアンケート調査  

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。

■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。


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