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28卒高専生:志望業種はメーカーとITで約6割。業種選びの軸は「専門との一致」

最も行きたい業種と、その業種を選ぶ理由・希望するキャリア像について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。

調査の結果、高専生の業種選びは「専門との一致」を入口としながらも、キャリアとしては専門一筋ではなく幅広い経験を望んでいることが明らかになりました。


【TOPICS】 

(1)志望業種は「メーカー」(38.3%)と「情報通信・IT」(21.1%)で約6割
(2)業種選びの理由は「専門分野と合っているから」(48.3%)、キャリア像は「専門を活かしつつ幅広い経験」(55.4%)
(3)まとめ:入口は「専門一致」で興味を引き、入社後は「広がるキャリアパス」を見せる


(1)志望業種は「メーカー」(38.3%)と「情報通信・IT」(21.1%)で約6割

現時点で最も志望している業種については、「メーカー(機械・電気電子・化学・素材・食品など)」が38.3%で最多、「情報通信・IT・ソフトウェア」が21.1%で続き、この2業種で約6割を占めました。

以降は「建設・土木・インフラ」(10.7%)、「技術サービス・エンジニアリング」(6.1%)、「電力・ガス・エネルギー」(5.4%)と続きます。「まだ決まっていない」も9.8%存在し、業種の枠外からでも専門分野との接点を切り口に自社事業の魅力を伝える余地は残されています。

(2)業種選びの理由は「専門分野と合っているから」(48.3%)、キャリア像は「専門を活かしつつ幅広い経験」(55.4%)

その業種を希望する理由については、「専門分野(学科)と合っているから」が48.3%で最多となり、「社会的に重要・やりがいがあるから」(23.3%)を大きく上回りました。

このことから、高専生にとって業種選びを行う際に「自分の学びとの関連性」を感じられることが重要であることがわかります。



一方、希望するキャリア像については「専門を活かしつつ幅広い経験もしたい」が55.4%で最多となり、「専門を深く活かした技術職一筋」(18.5%)の3倍にのぼります。

行う業種としては、自身の専門性との一致を入口にしながらも、その後のキャリアは一つの技術に閉じたくないという幅広いキャリアパスへの意欲がうかがえます。

(3)まとめ:入口は「専門一致」、入社後は「広がるキャリアパス」を見せる

今回の調査から、高専生の業種選びは「自分の専門と合うか」で始まる一方、キャリアとしては幅広い経験への希望が多数派であることがわかりました。

企業側が行うべき訴求としては、まず学科系統ごとに「あなたの専門がこの職種で活きる」と具体的に示して興味の入口をつくり、その上で入社後に職種や領域が広がっていくキャリアパスを提示する二段構えが効果的だと考えられます。
「専門を活かせる、しかし専門に縛られない」というメッセージが、高専生のキャリア観に最も合致すると言えるでしょう。


■調査概要  
・調査時期:2026年5月17日〜27日  
・調査機関:株式会社rita  
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)  
・有効回答数:460件  
・調査方法:Web上でのアンケート調査  

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。

■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。


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