28卒高専生:インターンで交通費・宿泊費の支給を望む学生はほぼ全員。参加をためらう理由とは?
「インターンシップで支給されると嬉しい費用・待遇」と「参加をためらう理由」について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。
調査の結果、費用面の支援はほぼ全員の学生が望んでおり、参加をためらう理由の多くは企業側の情報提供と支援制度で解消できるものであることが明らかになりました。
【TOPICS】
(1)支給されると嬉しい費用は「交通費」(96.7%)と「宿泊費」(93.0%)がほぼ全員
(2)参加をためらう理由は「スキル不足の不安」(48.5%)「イメージがわからない」(43.7%)「費用負担」(34.3%)
(3)まとめ:内容の具体化・初心者歓迎の明示・費用支援で、大半のためらいは企業側から解消できる
(1)交通費・宿泊費の支給はほぼ全員が要望

支給されると嬉しい費用・待遇については、「交通費(往復全額)」が96.7%、「宿泊費」が93.0%と、いずれもほぼ全員が要望する結果となりました。
「食事代・昼食補助」も71.7%と高く、「報酬・給与」(36.5%)を大きく上回ります。
高専は全国に立地するため、地方の学生にとって移動・滞在費用は参加の最大の障壁になりやすく、報酬よりもまず「参加コストをゼロに近づけること」が求められていることがわかります。
(2)ためらう理由の約半数が「スキルや知識に対する不安とイメージ不足」

参加をためらう理由については、「専門知識・スキルが足りるか不安」が48.5%で最多、「何をするかイメージがわからない」が43.7%で続きました。
「交通費・宿泊費・食事代などの費用負担が大きい」も34.3%と3番目に高く、以降は「応募をしてもすぐ行けるかどうかわからない(選考の採否)」(27.0%)、「コミュニケーション・人間関係が不安」(25.7%)と続きます。
「自分の成績・能力でインターンシップに参加できるのか」や「いざ参加するとなってもどんなことをするのか」などの学生側の心理的ハードルと経済的ハードルが、参加を押しとどめている構図です。
(3)まとめ:具体的な内容・活かせる知識やスキル・費用支援の明示が重要
今回の調査から、学生が参加をためらう理由の上位は、いずれも企業側の打ち手で解消可能なものであることがわかりました。
具体的には、プログラム内容や1日の流れを具体的に示して「何をするかわからない」不安を取り除くことに加えて「高専で学んでいるどんな知識が活かせるのか」などを明示してスキル面の心理的ハードルを下げること、そして交通費・宿泊費の支給条件を募集段階から明記することの3点です。
参加にあたっての移動スケジュールや旅費の扱いを事前に示すことは、遠方の学生の安心感に直結し、応募数の底上げにつながるでしょう。
■調査概要
・調査時期:2026年5月17日〜27日
・調査機関:株式会社rita
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)
・有効回答数:460件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。
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