LinuxとWeb技術を基盤とするシンプルな開発技術を活用した「DX実践講座」を本格始動 ― rita×USP、全国の高専・大学へ提供拡大 ―
株式会社ritaは、ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所(USP研究所)と連携し、基本的なLinuxコマンドとシェルスクリプト、そしてWeb技術のみを基盤とした“極めてシンプルな情報システム開発技術(※)”を活用した「DX実践講座」を主軸事業として本格展開いたします。全国の高専・大学・自治体と協働し、次世代のDX人材育成に取り組んでまいります。
今夏から全国の高専・大学を訪問し、先生方との対話を通じて現場のニーズを丁寧に把握してきました。すでに複数の高専で、情報系授業や課外活動向けの教材提供が始まっており、「現場で使えるDX実践基礎力」の育成を支援しています。
またritaには、この開発技術の実務経験を持つエンジニアが在籍しており、教材提供にとどまらず、授業設計や演習サポートまで含めた伴走型のDX教育支援が可能です。高専生への給付型奨学金制度と連動した「IT基礎力講座(DX実践基礎力講座に名称変更予定)」とも連携し、学びと経済的支援の両面から学生のチャレンジを後押ししています。
さらに、自治体や企業が抱える地域課題・業務課題をテーマに、学生・教員・エンジニアが共同で解決に挑む「DX実践クラブ」も2026年1月より始動いたします。現場のリアルな課題を題材にすることで、学生には“生きたDX”を学ぶ場を、自治体・企業には改善への具体的なきっかけを提供していきます。
今後もritaは、教育機関・自治体・企業との共創を通じて、「現場で使えるDXスキル」を持つ人材育成を進め、日本各地の産業・地域のアップデートに貢献してまいります。

※「LinuxとWeb技術を基盤とするシンプルな開発技術」とは?
USP研究所が30年以上にわたり、研究開発および多様な業種の業務アプリケーション開発・システムインテグレーションの現場で実証してきた開発手法のこと。USP研究所では「ユニケージ(UNIXコマンドパッケージ:Unicage)開発手法」と呼んでいる。
1971年に誕生したUNIXオペレーティングシステム(OS)は、50年以上の進化の中でMacOS・Android・iOS・Linux などにも派生し、現代のデジタル社会を支える不可欠な基盤となっている。ユニケージ開発手法は、このUNIX OSの “シンプルな部品を組み合わせて全体を構成する” という哲学を、業務アプリケーション開発へ忠実に拡張・適用したものである。
データベースやミドルウェア、パッケージソフトウェアなど大規模で複雑な仕組みに依存せず、基本的なLinuxコマンドとシェルスクリプト、Web技術のみで情報システムを構築できる点に特徴がある。最小限の資源で高速処理とシンプルな実装を実現し、環境変化への適応も容易なため、長く使えるシステムを開発できる。こうした特性から、企業のミッションクリティカルな領域から自治体・社会基盤まで幅広く採用されてきた。
この性質上、アプリケーション開発の内製化にも適しており、DX時代の今日、ローコード開発手法の一つとしても注目されている。