鹿児島高専・都城高専生が参加 「延岡ものづくり交流ツアー」を開催

2025年8月20日(水)~21日(木)、当社の企画協力のもと、旭化成株式会社 延岡地区(宮崎県)主催で「延岡ものづくり交流ツアー」を実施しました。鹿児島高専から7名、都城高専から16名、合計23名の学生が参加しました。
【1日目】旭化成の”企業紹介”と”工場見学”を通じて延岡を体感
初日は、延岡市の旭化成向陽倶楽部に集合し、旭化成および延岡地区の歴史・事業について説明を受けました。その後、展示センターを見学し、旭化成の電子工場へ移動。現場での製造工程や最新の設備を間近に見ることができました。
夕方には高専卒業生である先輩社員との座談会が行われ、業務紹介や学生時代の経験談など、リアルな声を直接聞くことができました。
夜は夕食を兼ねた交流会で、延岡や働くことについての理解を深めることができた場となりました。

【2日目】延岡地区の地元企業を訪問し、幅広い産業に触れる
2日目は野口遵記念館にて、地元企業5社(興電舎商事、南九州向洋電機、清本鉄工、興電舎、西南電気)による企業概要説明からスタート。その後2班に分かれ、各社を訪問しました。
各社では、工場見学で実際の”ものづくりの現場”に触れたり、社員との活発な意見交換を行いました。
最終プログラムである全体の振り返りでは、学生一人ひとりが学んだことを共有し、2日間を通じた学びや気づき、今後の目標について発表しました。

参加学生の声
「初めての工場見学でとても新鮮だった」
「高専卒の先輩社員の話がとても参考になり、自分の将来像を考えるきっかけになった」
「入社1年目から大規模プロジェクトを任される話に刺激を受けた」
「延岡の工場群が地域みんなの生活を支えていることを実感した」
「普段触れることのない世界を知れて楽しかった」
開催後のアンケートには、多くの学生が「大変満足/満足」と回答しており、延岡の産業や働く姿を直に知ることができた、たいへん貴重な機会となりました。
主催者からのコメント
「延岡市は旭化成をはじめ多くのものづくり企業が根づき、地域と共に発展してきたまちです。
今回のツアーでは実際の現場や社員の姿に触れることで、延岡ならではの雰囲気や働き方を感じていただけたのではないでしょうか。
参加された学生の皆さんにとって、各企業を深く知る初めての機会となりました。
工場を訪れ、社員と直接話す中で、将来の仕事やキャリアを考える第一歩になったと感じています。
ものづくりに関心のある方や、地域に根ざして働きたいと考えている方にとって、この体験が将来を描くきっかけとなれば幸いです。」
まとめ
本ツアーは、「地元企業と高専生を、技術を通してつなぐ」貴重な交流の場となりました。
参加した学生たちは、延岡での学びや出会いを通じて、自身のキャリアを考えるうえで大きなヒントを得ることができたと感じます。
株式会社ritaは、今後も地域と学生を結びつける活動を続けてまいります。
※当社では、このような工場見学等を通じて、高専生に「ものづくりの現場」をご紹介いただける企業様を募集しております。お気軽にお問い合わせください。