全国から30名以上の高専教員が東京に集結!高専技術教育フォーラム「 教員交流ワークショップ」を開催
2026年3月16日、東京都立産業貿易センター浜松町館にて、高専技術教育フォーラム「教員交流ワークショップ ―高専教員と企業とのワークショップ―」を開催しました。
北は旭川高専から南は熊本高専まで、全国の高専から30名以上の先生方を東京にお招きし、企業の皆さまと共に、これからの高専教育について考える場 となりました。
<開催の背景>
全国の高専では、先生方がそれぞれの学校で、学生のキャリア教育や実践的な学びに工夫を重ねていま す。一方で、ほかの学校の先生や企業の方と、教育について腰を据えて話し合う機会は多くありません。 本ワークショップは、学校の枠を越えて先生方と企業が集まり、互いの実践や悩みを持ち寄って学び合 う場として企画しました。
<当日の内容>
はじめに、高専の先生方による講演を行い、キャリア教育を早い学年から始めることの大切さや、企業 と連携することで高専教育をより豊かにできる可能性について、参加者全員で問題意識を共有しました。 続く事例紹介では、高専生向けのIT基礎力講座の取り組みや、半導体分野の人材育成、鹿児島高専の学生 による課外活動の発表など、高専と企業が連携して進めている実践例が紹介されました。学生自身の言葉で語られる取り組みに、先生方や企業の方が熱心に耳を傾けていました。

<課題共有ワークショップ>
メインとなるワークショップでは、学校や学科の異なる先生方と企業の方が10以上のテーブルに分かれ ました。各テーブルでは、「学生のキャリア教育をどう進めるか」「企業と連携して学びをどう広げる か」といったテーマについて、それぞれの学校が抱える課題や、すでに取り組んでいる工夫を出し合い ました。
立場の違う参加者が同じテーブルで語り合うことで、先生方からは学校現場のリアルな悩みが、企業の 方からは社会の現場から見た高専生への期待が率直に語られ、議論は終始熱を帯びたものとなりました。

ワークショップの最後には、各テーブルで話し合った内容を会場全体で共有しました。代表者の発表に、 ほかのテーブルの先生方が深くうなずいたり、メモを取ったりする姿も多く見られ、自校に持ち帰って 試せる具体的なアイデアが数多く生まれました。
終了後の交流会でも、テーブルを越えた会話があちこちで続きました。

参加された先生方からは、「ほかの高専の先生方や企業の方と交流でき、大変勉強になった」「これま で関係のなかった企業の方ともお話しできた」といった声が寄せられました。
<今後に向けて>
今回のワークショップでは、学校の枠を越えて先生方がつながることの価値、そして企業と先生方が同 じテーブルで教育を語り合うことの意義を改めて実感しました。当日生まれたつながりをきっかけに、 学校をまたいだ情報交換や、企業と連携した授業・課外活動の相談も始まっています。
来年3月にも、同様のワークショップの開催を予定しています。
ritaは、これからも先生方が学校の枠を越えてつながり、学び合える場をつくってまいります。
※弊社では、高専の先生方を対象とした研修・ワークショップの企画も承っております。お気軽にご連絡ください。