28卒高専生:約8割の高専生が就職先を選ぶ先に重視している点とは?
就職先企業を選ぶ際の重視点と、キャリアパス・成長事例の情報が選択に与える影響について、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。
調査の結果、高専生は待遇面の情報とあわせて、入社後のキャリアの見通しを重視しており、いずれも「開示されているかどうか」が企業選びを左右することが明らかになりました。
【TOPICS】
(1)就職先の重視点は「給与・年収・福利厚生」(79.3%)が突出、「専門性を活かせる環境」(50.2%)が続く
(2)キャリアパス・成長事例の情報は計80.9%の選択に影響する
(3)まとめ:待遇の透明化と「実在のキャリア事例」の提示が、不安解消と差別化の両方に効く
(1)就職先の重視点は「給与・年収・福利厚生」(79.3%)が突出、「専門性を活かせる環境」(50.2%)が続く

就職先企業を選ぶ際の重視点については、「給与・年収・福利厚生」が79.3%で突出した1位となりました。
次いで「仕事内容・専門性を活かせる環境」(50.2%)、「ワークライフバランス・休日」(35.7%)、「安定性・長く働き続けられること」(32.8%)と続きます。
志望業種を選ぶ段階で自身の専門性を鑑みながら検討していることから、実際の「就職先企業」を選ぶ段階では、待遇の水準が特に重視されていることがわかります。
(2)キャリアパス・成長事例の情報は計80.9%の選択に影響する

企業のキャリアパス・成長事例の情報が就職先選びに影響するかについては、「大きく影響する」が24.8%、「ある程度影響する」が56.1%で、計80.9%の学生の選択に影響する結果となりました。
高専卒としてどこまで昇進できるのか、大卒との処遇差はあるのかといった点は、高専生特有の不安として存在します。
実在する高専卒社員のキャリア・活躍事例(役職・年収レンジ・異動歴など)を示すことは、この不安に直接応える情報開示になります。
(3)まとめ:待遇の透明化と「実在のキャリア事例」の提示が、不安解消と差別化の両方に効く
今回の調査から、高専生の企業選びでは「入社の時点で提示される待遇」と「入社後のキャリアの見通し」の両方が重視されていることがわかりました。
企業側は、給与・福利厚生といった待遇情報を透明に開示することに加え、高専卒社員が実際にどんなキャリアを歩んでいるかを具体的な事例で示すことが効果的です。
とりわけキャリア事例の開示は、まだ取り組む企業が多くない分、高専生の不安解消と他社との差別化を同時に実現できる打ち手と言えるでしょう。
■調査概要
・調査時期:2026年5月17日〜27日
・調査機関:株式会社rita
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)
・有効回答数:460件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。
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