28卒高専生:「高専OB・OGがいる」だけで志望度が上がる学生は約8割。知りたいのは人間関係と給与の「本音」
高専OB・OGの存在が志望度に与える影響と、インターンなどで社員に聞きたいことについて、全国7地域の高専生460名を対象に調査を実施しました。
調査の結果、先輩社員の存在そのものが採用における強力なフックであり、かつ学生が知りたいのはパンフレットに載らない「本音」の情報であることが明らかになりました。
【TOPICS】
(1)「高専OB・OGがいる」と知ると志望度が上がる学生は計78.2%
(2)社員に聞きたいことは「職場の人間関係・雰囲気」(53.3%)と「実際の給与・年収」(52.4%)
(3)まとめ:OB・OGの可視化と本音で答える場づくりは、コストの割に効果が大きい
(1)「高専OB・OGがいる」と知ると志望度が上がる学生は計78.2%

その企業に高専OB・OGがいると知ったとき志望度が上がるかについては、「大きく上がる」が33.9%、「少し上がる」が44.3%で、計78.2%の学生の志望度が上がる結果となりました。
高専卒の先輩が活躍している事実は、学生にとって「自分もこの会社で通用する」「自分の将来の姿がイメージできる」という強いシグナルになります。採用ページやイベントへの高専OB・OGの登用は、それだけで効果的な施策になり得ると言えます。
(2)社員に聞きたいことは「職場の人間関係・雰囲気」(53.3%)と「実際の給与・年収」(52.4%)

インターンなどで社員に聞きたいことについては、「職場の人間関係・雰囲気」が53.3%で最多となり、「実際の給与・年収」が52.4%と僅差で続きました。
以降は「仕事のやりがい」(40.0%)、「残業・休日の実態」(38.9%)、「高専卒ならではの強みと活かし方」(36.7%)となっており、いずれも公式資料には載りにくい「実態」に関する質問が並びます。
また、自由回答では「同業他社との違いを知りたい」という声も見られました。
(3)まとめ:OB・OGの可視化と本音で答える場づくりは、コストの割に効果が大きい
今回の調査から、高専OB・OGの存在は約8割の高専生たちの志望度を動かし、学生が求める情報は人間関係や給与といった「本音」に集中していることがわかりました。
企業側にとって、高専卒の先輩社員を採用ページ・説明会・座談会に登用し、本音の質問に率直に答えてもらう場をつくることは、大がかりな施策を必要としない割に効果の大きい打ち手となりそうです。
社員が本音で答える交流の場そのものが、他社との差別化要素になると言えるでしょう。
■調査概要
・調査時期:2026年5月17日〜27日
・調査機関:株式会社rita
・調査対象:SPP社主催 高専コミュニクエスト インターンシップ交流会への参加者(高専本科3年生〜専攻科1年生)
・有効回答数:460件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■本調査結果の引用について
本調査データは、出典を明記いただくことで自由にご利用いただけます。
引用の際は「出典:株式会社rita『高専生の就職・キャリア意識調査2026』」と記載のうえ、本記事へのリンクを設置してください。
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